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【2024年版】40代・50代主婦のための医療費控除ガイド:確定申告でお得に!

こんにちは、母ちゃんたち!
今日は、私たちの家計にとってとってもお得な「医療費控除」についてお話しします。
40代・50代になると、病院に行ったり、薬を買ったりする機会が増えてきますよね。
だからこそ、この制度をしっかり理解して、賢く活用していきましょう!

医療費控除って何?簡単に言うと…

医療費控除は、1年間に支払った医療費が一定額を超えたら、その分の税金が戻ってくるという、とってもありがたい制度なんです。
家族の分も含めて計算できるので、子どもや親の医療費もまとめて控除の対象になりますよ。

例えば、2023年1年間で家族全員の医療費が30万円だったとしましょう。
そのうち20万円くらいが戻ってくる可能性があるんです!
これって、すごくないですか?

どんな時に使えるの?医療費控除の対象

  • 病院や歯医者さんにかかったとき
  • 薬局で薬を買ったとき
  • メガネや補聴器を作ったとき
  • 出産したとき
  • 介護サービスを利用したとき

などなど、健康や医療に関するいろんな出費が対象になります。

医療費控除を受けるための3つのステップ

1. 1年間の医療費を集計する

まずは、1年間(1月1日から12月31日まで)に支払った医療費の合計を出します。
ここで大事なのは、レシートや領収書をきちんと保管しておくことです。
母ちゃんたち、レシートを財布に詰め込んだまま忘れちゃうのはNG!
きれいにファイリングする習慣をつけましょう。

2. 控除額を計算する

次に、実際に控除される金額を計算します。計算式はこんな感じ:

控除額 = 支払った医療費の合計 - (年間の所得 × 5%または10万円のいずれか低い方)

ちょっと難しそうに見えますが、心配しないでください。後でもう少し詳しく説明しますね。

3. 確定申告をする

最後に、計算した控除額を確定申告書に記入して提出します。これで完了です!

医療費控除の対象になるもの・ならないもの

対象になるもの(◯)

  • 病院や歯医者さんの診療費
  • 薬代(処方箋の薬も市販薬も)
  • メガネや補聴器の費用
  • 通院のための交通費
  • 入院時の食事代
  • 介護サービスの自己負担分
  • 出産費用

対象にならないもの(×)

  • 健康診断の費用
  • 美容整形
  • ダイエット目的の食品
  • 普段のメガネやコンタクトレンズ
  • 入院時の差額ベッド代

ここで注意!
美容目的の歯のホワイトニングは対象外ですが、虫歯の治療は対象になります。
迷ったら、歯医者さんに「これって医療費控除の対象になりますか?」って聞いてみるのがいいですよ。

計算方法をもう少し詳しく

さっきの計算式、もう一度見てみましょう。

控除額 = 支払った医療費の合計 - (年間の所得 × 5%または10万円のいずれか低い方)

具体的な例で考えてみましょう。

例:母ちゃんの年間所得が300万円で、1年間の医療費が35万円だった場合

  1. まず、300万円(所得)× 5% = 15万円
  2. でも、15万円は10万円より大きいので、ここでは10万円を使います
  3. 35万円(医療費)- 10万円 = 25万円

つまり、この場合の控除額は25万円になります。
この25万円分の所得に対する税金が戻ってくるんです!

知って得する!医療費控除のポイント

  1. 5年前までさかのぼれる
    忘れていた!って思っても大丈夫。医療費控除は5年前までさかのぼって申請できます。古い領収書、捨てずに取っておいて正解でしたね。
  2. 家族みんなの分をまとめられる
    自分だけじゃなく、配偶者や子ども、同居の親など、生計を一にする家族の医療費も合算できます。家族の分も忘れずにチェック!
  3. 通院の交通費もOK
    バスや電車、タクシーを使って通院した時の交通費も対象です。ガソリン代は難しいですが、公共交通機関の領収書は大切に保管しましょう。
  4. 薬局で買った市販薬も対象に
    処方箋の薬だけじゃありません。薬局で買った風邪薬や湿布も対象です。ただし、ビタミン剤など健康食品は対象外なので注意が必要です。
  5. 出産費用もバッチリ対象
    妊娠中の検診から出産、退院までの費用が対象になります。出産育児一時金をもらっている場合は、その分を差し引く必要がありますが、それでも結構な額になりますよ。
  6. 介護保険サービスの自己負担分も
    デイサービスやショートステイなど、介護保険を使ったサービスの自己負担分も医療費控除の対象です。親の介護で出費が増えている母ちゃんには、うれしいポイントですね。

よくある疑問Q&A

Q1: 医療費控除を受けるのに、最低いくら医療費を使わないといけないの?

A1: 特に最低額の決まりはありません。ただ、(所得 × 5%)または10万円を超えないと控除の対象にはなりません。例えば所得200万円の人なら、10万円を超えた分が控除の対象になります。

Q2: 領収書を全部なくしちゃった…どうしよう?

A2: 心配しないで!最近は「医療費のお知らせ」という書類を使って申告できるようになりました。健康保険組合や市町村の国民健康保険に問い合わせてみてください。ただ、これからは領収書をしっかり保管する習慣をつけましょうね。

Q3: 確定申告って難しそう…

A3: 最近は、スマホやパソコンで簡単に申告できるようになっていますよ。国税庁のウェブサイトにある「確定申告書等作成コーナー」を使えば、画面の案内に従って入力するだけ。分からないことがあれば、税務署に電話で聞いてみるのもいいですね。

Q4: セルフメディケーション税制って聞いたけど、それって何?

A4: これは、市販薬を使って自己治療をした場合の特例制度です。年間1万2千円を超えた分が控除の対象になります。ただし、通常の医療費控除とどちらか一方しか選べないので、計算してみてお得な方を選びましょう。

最後に、母ちゃんたちへのアドバイス

  1. 領収書は捨てずにファイリング
    お財布にレシートを詰め込んだまま、洗濯しちゃったりしない?そんな失敗をなくすために、専用のファイルを用意して、その日のうちに整理する習慣をつけましょう。
  2. 家計簿アプリを活用
    スマホの家計簿アプリを使えば、レシートを撮影するだけで自動的に記録できるものもあります。医療費の項目を作っておけば、年末の集計が楽チンですよ。
  3. 夫婦で話し合って
    医療費控除は、夫婦のどちらか有利な方で申告できます。年末に夫婦で1年分の医療費を確認し合って、得になる方法を選びましょう。
  4. 確定申告のタイミングを忘れずに
    毎年2月16日から3月15日が確定申告の期間です。この時期、母ちゃんたちの間で「医療費控除、やった?」って声を掛け合えるといいですね。
  5. 分からないことは専門家に相談
    税理士さんや税務署の無料相談窓口を利用するのもいいですよ。ちょっとした相談で、思わぬ節税につながるかもしれません。

医療費控除、ちょっと難しいかもしれないけど、知っておくととても勉強になりますよ!

これからも母ちゃんたちにとって有益になる情報を発信していくので応援よろしくお願いします😊