SNSの地殻変動:なぜ「フォロワー至上主義」は終わったのか
- 僕が感じている「違和感」の正体
実は最近、僕自身がすごく感じていることがあります。
「なんか、毎日フォロワーさんが減ってるな…」と。
これが実際の僕のベンテクアカウントのインスタのフォロワー数データです。
毎日4~500人ペースでフォロワーさんが減り続けています。
でもこれは僕だけじゃなく、周りを見渡してもそうです。
有名なYouTuberさんやインフルエンサーの方々も、軒並み登録者数が伸び悩んでいたり、むしろ減っていたりします。
「あれ? なんかおかしいぞ?」 この違和感が、確信に変わりました。
これは、僕らの発信がつまらなくなったからではありません。
「SNSの世界そのものが、大きく変わってしまった(地殻変動)」 からです。
まずはSNS運用をするにあたって、この「僕が感じた違和感の正体」についてお話しさせてください。
- 芸能人ですらフォロワーが減っている事実(有名人の民主化)
一昔前まで、「有名人」といえばテレビの中の人たちでしたよね。 でも今は違います。
SNSでフォロワーが1万人、2万人いるだけでも、実際に会えば「うわ!〇〇さんだ!すごい!」とチヤホヤされます。
ただの一般人だった僕でさえ、数十万人のフォロワーさんがいて、街で声をかけられることもある。
つまり、「有名人」という枠組みが、すごく細かくなっているんです。
昔は「全員が知っている大スター(テレビ)」がいましたが、 今は「一部の人だけが熱烈に知っている小さなスター(SNS)」が無数にいる状態です。
だからこそ、1人のスターに全員が注目するのではなく、 みんながそれぞれの「推し」を見つけて、バラバラの方を向いている。
これが、「フォロワーが伸びにくい(分散している)」最大の理由なんです!
- なぜ「登録」されなくなったのか?
昔と今では、SNSのルールも完全に変わりました。
ここ、すごく重要なのでテストに出ます!!(笑)
① 昔のルール(〜2020年頃)
考え方: 「見たいものを自分で選んでいた」
仕組み: 動画は全く興味ないものもよく流れてくる。だから友人をフォローし、有名人をフォローして必要なものを自分で選んでいた。
② 今のルール(2020年〜現在)
きっかけ: TikTokやYouTubeショート動画の流行とAIの急激な進化。
考え方: 「見たいものが勝手に流れてくる」
仕組み: AIが「あなたがフォローしていないけど、絶対好きそうな動画」を勝手に見せてくる。
これによって、何が起きたのか?
「フォローボタン」を押す意味がなくなってしまったんです。
見る側の心理はこうです。
「フォローしなくても、面白いならAIが勝手にまた見せてくれるでしょ?」
これ、残酷ですよね。
「100万回再生されたのに、登録者は10人しか増えない」 こんな現象が、今や当たり前になってしまったんです。
つまりバズらせてフォロワーを増やすことが、できないし、意味がなくなったんです。
- 「1人に100万人」から「100人に1万人」へ
さらに、私たちの時間も限られています。
昔は「夜9時に全員がテレビ」を見ていました。 でも今は、TikTok、YouTube、Netflix…と、見るものが無限にあります。
その結果、「誰もが知っているスター」が生まれにくくなりました。
1人の大スターに100万人が集まるのではなく、 100人の小さなスターに、1万人ずつファンが分散している状態です。
つまり、フォロワーが減ったり伸び悩んだりするのは、時代の流れとして「当たり前」のことなんです。
だから、フォロワー数がなかなか伸びなくてもそれは悪いことじゃなく、時代的に見ると当たり前のことなんです。
落ち込む必要も意味もありません(^^)
- これからの勝ち筋:「数」より「信頼」
じゃあ、フォロワー数という武器を失った私たちは、どう戦えばいいのか?
もうお分かりですよね?
答えはシンプルです。
ここでようやく活きてくるのが前回お話しした「マインド(在り方)」への回帰です。
よく最近は「フォロワー」ではなく「濃いファン」を増やす。と言っている発信者も多いです。
ただ、なんかファンという言葉って古くて、ちょっとおこがましいかなとも感じています。
自分のことを好きなファンを増やす。
ではなく
自分のことを応援してくださる方を増やす。
この方が時代的にも僕はしっくりきます。
今のSNSはとても不安定です。
今日100万再生されても、明日は1000再生かもしれない。
でも、自分のことを応援したいと思ってくれた人は、ずっと応援してくれます。
まとめると、これからのSNSでの戦い方は、こう変わります。
・昔(資本主義): 広く浅く、フォロワー数を稼ぐ(承認欲求ゲーム)
・新(信用経済): 狭く深く、信頼を積み上げる(経済圏ゲーム)
僕がやっている「信頼重視」の運用は、まさにこの時代に合わせたものです。
「バズ」という名の麻薬と、群がる野次馬たち
この「フォロワーが増えない」という焦りから、最近SNSでよく見かける現象があります。
いわゆる「企画モノ」です。
「1フォロワー増えるごとに1メートル走ります!」
「1フォロワーにつき、お米1粒食べます!」
今はこういった企画が流行っています。
※すぐ飽きられて廃れていくので、一瞬で終わりますが。
確かに、こういう企画をやれば、一時的に数字は伸びます。
物珍しさから「へー、面白そう」とフォローする人が集まるからです。
でも、はっきり言います。
その人たちは、あなたの「ファン」ではありません。
ただの「野次馬」です。
彼らが期待しているのは、
「こいつ、どこまで走れるのかな?」
「大量の米を食べて苦しむところが見たいな」
という、サーカスのようなもんです。
もしあなたがSNSを「ただのお遊び」でやっているなら、それでもいいでしょう。
でも、「仕事(ビジネス)」として、自分の自由を手に入れるためにやっているなら、これは致命的です。
仕事とは本来、「誰かの役に立って、その対価としてお金をいただくこと」です。
「1km走ること」や「お米を食べること」が、誰の何の役に立つのでしょうか?
仮に企画物で集まった1万人の野次馬に、いざあなたが「本当に売りたい商品」や「伝えたい想い」を発信した瞬間、集まった彼らはサーッと引いていきます。
「なんだ、結局ただの宣伝かよ」と。
数字合わせのためだけに集めた「野次馬」は、ビジネスにおいては「無価値」に等しいのです。
そして、こういう「流行りの企画」はすぐに廃れます。
少し前なら「100日後に〇〇する」という企画が流行りましたよね?
でも、今はもう誰も見向きもしません。
これからも新しい「バズりそうな企画」は次々と出てきては、すぐに消えていきます。
そこに群がるのは、いつだって「バズという麻薬」を求めている人たちだけ。
そんなイタチごっこを続けても意味がありません。
本当に大切なのは、ただ目立つことじゃありません。
「この人を応援したい!」と心から思ってもらえるような活動をすることです。
なぜ僕は「教える」のか?(SNS運用の本質)
ここで少し、僕自身の話をさせてください。
「なんでベンテクさんは、そんなに一生懸命カーちゃんたちにスマホやAIを教えてるの?」 よくこう聞かれます。
答えはシンプルです。
~執筆中~