仕組みも特徴も分からないよ…。
そんな方はこの記事を読んでいただければ、スッキリ解決しますよ!
今回は仮想通貨の一つ『イーサリアム』を分かりやすく解説していきたいと思います。
イーサリアムはスマートコントラクトを利用しています。
その大きな特徴として、分散型アプリケーションが開発されていることが挙げられます。
そのため、ビットコインに次いで期待を集めているのですね!
最近話題のNFT売買でもイーサリアムがよく使われるようになりました。
ビットコインに次ぐ基軸通貨として認識されている証拠と言えるでしょう。
初心者の方にも是非始めて欲しいので、分かりやすく解説していきますね!
最後まで読んでもらえると嬉しいです!
イーサリアムについて正しい知識を身に付けて、イーサリアムを安心して購入して欲しいので一緒に勉強していきましょう!
イーサリアムとは?
イーサリアムは色々な契約を自動化する『スマートコントラクト』を実行できる分散型プラットフォームのこと。
この分散型プラットフォーム内で使用される暗号資産がイーサリアム(単位: ETH )ってことです。
イーサリアムのブロックチェーン上で開発されてるのは、スマートコントラクトを活用した『分散型アプリケーション(DApps)』です。
DAppsは、運用に管理者を必要としません。
そのため、データの整合性と安全性を担保できる新しい技術というわけですね。
イーサリアムはDAppsの開発プラットフォームとして最大規模のブロックチェーンのひとつ。
今ではDefiでよく活用されていますよ。
イーサリアムからハードフォークして誕生したのがイーサリアムクラシックなんです。
イーサリアムクラシックについては下記記事で詳しく解説してますので、よかったら見てみてください♪
イーサリアムの概要
イーサリアム(Ethereum)は2013年にヴィタリック・ブテリン氏によって構想が示されました。
そして翌2014年に公開された仮想通貨のことです。
2021年現在では、プラットフォーム内で使用されるイーサ(ETH)は時価総額2位となりました!
ビットコイン(BTC)に次いでの規模に成長しているんですよ!
参加している人の合意を形成するコンセンサスアルゴリズムに、マイニングで通貨を発行するProof of Work(PoW)が使われています。
これから通貨の保有量や日数に応じてマイニングの難易度を柔軟に調整するProof of Stake(PoS)に移行していく予定なんです。
イーサリアムの5つの特徴
イーサリアムには5つの特徴があります。
《特徴1.》スマートコントラクトで取引を自動化
《特徴2.》Defi(分散型金融)の活用
《特徴3.》ETH2.0とLayer2でスケーラビリティを解決
《特徴4.》強力な開発支援とエコシステム
《特徴5.》アメリカの先物市場に上場
では、一つ一つご説明しますね。
《特徴1.》スマートコントラクトで取引を自動化
一番大きな特徴として挙げられるのは、スマートコントラクトが契約の履行などを自動で実行するプログラムであることですね。
スマートコントラクトは、処理にかかるコストを削減できる技術です。
分野としては株や債券、不動産。
これなら注目を集めている理由が分かりますね!
イーサリアム上のスマートコントラクトに使用されているコードは誰でも閲覧可能です。
変更にはコミュニティの承認が必要となりますので、透明性が担保されているってわけです。
《特徴2.》Defi(分散型金融)の活用
2020年に急成長したDefi(分散型金融)。
これは、スマートコントラクトを活用した素晴らしい事例です。
Defiはスマートコントラクトを利用することによって、金融サービスを当事者同士で直接取引することが可能です。仲介者が不要だということですね。
イーサリアム系の暗号資産をアプリケーションで運用して、金利やトークンを得る事ができる『イールドファーミング』や『流動性マイニング』などを使っている投資家が増えてきています。
2021年1月時点で、Defi分野のスマートコントラクト上で確認されている資産規模は、合計2兆7,000億円!!
莫大な規模に膨れ上っていますね。
《特徴3.》ETH2.0とLayer2でスケーラビリティを解決
Defiが拡大していくのに伴って、イーサリアムの通信速度は遅くなってしまっている傾向です。
これはスケーラビリティ問題と言われています。
このスケーラビリティ問題を解決するために期待されているのが『ETH2.0』なんです!
ETH2.0ではブロックチェーンのブロック生成方法を変更しようとしています。
今までは難解な計算を解いた人が報酬を受け取るPoW(Proof of Work)方式でしたが、トークンを預けた人が報酬を受け取るPoS(Proof of Stake)方式へと変更するのです。
ETH2.0への移行は、最低でも2年以上かかるプロジェクトです。
大変な作業ですから、計画が遅れてしまう可能性も十分あります。
平行して作業されているのは、現行のETH1.0をより早く使えるようにするLayer2技術の開発。
スケーラビリティ問題の解決へ向けて急ピッチで対応が進められていますので、頼もしい限りですね!
《特徴4.》強力な開発支援とエコシステム
イーサリアムの開発支援とエコシステムは仮想通貨業界で一番強力と言われています。
2020年の第3四半期には、月平均で約2000人以上がイーサリアム関連の開発に参加しました。
2位のビットコインの開発者の数およそ400人を大きく突き放しています。
イーサリアムは2014年のICOで15億円程度の追加調達を実施しました。
2014年以後はイーサリアム財団が開発を援助しています。
イーサリアム財団は650億円程度のETHを保有していますので、年間31億円程度の予算を設定することでETH2やETHを高速化するLayer 2などの研究開発を支援しています。
財団のアドレスは公開されていますので、透明性も担保されていて安心ですね。
《特徴5.》アメリカの先物市場に上場
ビットコインと同様、イーサリアムは規制の不安を払拭しています。
米証券取引委員会(SEC)で、ビットコインとイーサリアムについては『証券ではない』と公式発表されたのです。
この定義の根拠は何なのでしょうか?
それは、発行体がきちんと分散化しているかどうかということ。
SECによると、ビットコインやイーサリアムには約1万のマイナー(発行体)が存在しているそう。
証券と類似する他の暗号資産とは一線を画していますね。
米国内の先物取引やオプション取引の全般を規制している商品先物取引委員会(CFTC)では、ビットコインとイーサリアムは先物商品として認可されているんですよ。
イーサリアムの将来性は?
ポイントはこの3つです。
《ポイント1.》4つのアップデート
《ポイント2.》イーサリアム企業連合
《ポイント3.》ICOでの利用
では、こちらも一つ一つご説明しますね。
《ポイント1.》4つのアップデート
イーサリアムは機能の向上を目指して、この4つの大型アップデートを行う予定です。
《アップデート1.》フロンティア(未開拓地)
《アップデート2.》ホームステッド(開拓地)
《アップデート3.》メトロポリス(都市)
《アップデート4.》セレニティ(安定)
4つの段階に応じてアップデートをしていくことで、着実に利便性を高めて、この機能をしっかりと装備していくことを目指しているのです。
アップデートによって機能が充実しますので、より多くのユーザーにイーサリアムを利用してもらえると見られています。
《ポイント2.》イーサリアム企業連合
イーサリアムのスマートコントラクト機能は特にビジネスでの利用価値が高いといえます。
そのため、ビジネスユーザーのための『イーサリアム企業連合』が存在しています。
イーサリアム企業連合は2017年に設立されました。
参加する企業が世界中で150社を超えている現在では、以下のような日本の有名企業も参加しています。
・トヨタ自動車
・三菱UFJグループ
・KDDI
一方、海外の企業も多く参加しています。
その一部をご紹介します。
・JPモルガン
・マイクロソフト
・インテル
誰もが知っている大企業ですね!
このような企業が参加していることからも、イーサリアムの将来性に期待しているのが分かります。
《ポイント3.》ICOでの利用
ICOとは暗号資産(仮想通貨)を使って資金の調達を行うことです。
ICOにイーサリアムのプラットフォームを利用したプロジェクトが最近増えてきました。
これからもICOが活発化していけば、プラットフォームとしてのイーサリアムの需要はどんどん高まっていきそうです。
ICOプラットフォーム=イーサリアムっていう地位を確立してきているので、イーサリアムの実用性や将来性は、確実に強くなっていくと思われます。
イーサリアムの購入方法
イーサリアムの購入方法は様々なものがありますが、初心者の方にオススメしたいのはコインチェックですね!
何故コインチェックなの?と思われましたか?
サイトやアプリが使いやすい!!
これにつきます!
一応下記記事ではコインチェックの口座開設方法も詳しく解説していますので、よかったら見てみてください♪
他にも取引所はありますが、そんなに大きな違いがあるわけではありません。
手数料が多少違うくらいですね。
100万円以上の大金を取引しないのであれば気にしなくて大丈夫ですよ!
今後はビットコインに並んでイーサリアムも価格が高騰することが目に見えているので、行動するなら今!!
乗り遅れないで下さいね!
今回の記事はいかがでしたか?
分かりやすかった!と言っていただけると嬉しいです。
皆さんもリスクを正しく理解した上で、仮想通貨を楽しんでくださいね!